みなさん、こんにちは。平山接骨院の平山です。

さて、今日もアレルギーについてお話しします

成人発症の鶏卵アレルギーは、小児発症の元とは逆に卵黄中心のものが多いことが知られています。よく知られているのは、インコやカナリアなどを含む各種鳥類の飼育をしていると発症するバードエッグ症候群です。

鳥類の糞から、アレルゲンが機動的に感作(アレルギー反応起こす体質になること)とされ、しばしば鼻炎症状や喘息症状を伴います。鶏肉にもアレルギーとなることがあります。これは卵黄主体のアレルギーで、皮膚テストや血中IDE抗体検査では卵黄や当該鳥類が陽性となることがあります。同様の病態は、鶏卵成分などを含んだスキンケア、製品などの使用でも生じます。使用化粧品にもこのアレルゲンが混入している可能性があり、以前からご使用でしたら、そこから感作されて発症した可能性があると思われます。バードエッグ症候群では、鶏卵の十分な加熱で接触可能な場合があります。また鳥の飼育を中止して環境整備をすると長期的に回復するとされます。卵関係のスキンケア製品は1階回避すると安全です。

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